こんにちは。ケララです。
夏休みに読んだ本から今日も1冊。
こちらはかなりのベストセラーですので、読んだことがおありの方も多いと思います。
ケララは自己啓発本が結構好きです。離婚したばかりの2004年頃も、これから自分はどうすべきかなんてことを考えて、いろいろな本を読みました。「朝2時起きで、なんでもできる!」を読んで憧れましたが、さすがに2時起きの生活にはできなかったですね。
これまで、いろいろな「夢を叶える」系の本を読みましたが、中にはしっくりこないものもあります。ケララの場合、女性の書いたものが合いませんでした。行間に滲み出る「こんな私、素敵でしょ」に反応してしまうのだと思います。成功している方ですから素敵なのは当たり前で、だからこそ本を出されている。わかっていて読んでいるのに、さらにアピールされるのが苦手で。読む側のケララが素直じゃないのだと思いますが、男性の書く本の方が、スッと入ってきて参考になります。
そんなケララですが、ひとりだけ大好きな女性がいます。自己啓発本の著書、というわけでもないのですが、英語勉強法などを書かれている志緒野マリさん。この方の本は元気が出るんですね。影響されて、勉強にも熱が入る。元気を出したい時に何度も読み返して、自分を奮い立たせています。
と、だいぶ脱線してしまいましたが。
「決めた未来しか実現しない」に話をもどすと、こちらはありそうでなかった考え方がいいなぁと思いました。裏表紙に書いてある言葉を引用すると
すでに存在している「最高の未来」を、あなたは“ただ”選ぶだけー。
と書いてあります。
これだけを読むと胡散臭い気もしますが、中を読むとそんなこともありません。納得できることが多いですし、他のさまざまな自己啓発本と重複する思考方法や行動など、有用なアドバイスがたくさん書かれています。読んでいると、自分もあちら側に行けそうな、そんな気持ちにさせてくれる、まさに自己啓発本です。
世間には自己啓発本が溢れており、ネットで検索すればたくさんのセミナー情報が得られます。今より少しでも良くなりたいと思う人がいかに多いかわかります。ケララももちろんそのひとり。
また別の、超ベストセラー自己啓発本に「実際にこの本の内容を実践する人は、読者のうちの2%にすぎない」というようなことが書いてありました。
そう、結局はコレなんですよね。
どんなにいい本を読んで、いい話を聞いて納得したり感銘を受けたとしても、結局は実行するかどうか。読むだけ、聞くだけでその気になっていても、現状は何も変わらない。だから、ケララ自身もこれまで大した成長も変化もないのです。それでも、許容範囲の生活をしてこられたから。これが、98%の人なんですね。
この夏、改めて自分を見直し、本に書いてあったことを実行にうつしました。少しずつでいいから成長していけることを願って。