ケララ人に日本語を教えるケララのブログ

南インド大好きなケララの日々の出来事を書いています

夢はある?

こんにちは。ケララです。

 

少し前のインド人レッスンでのこと。

テキストに、「あなたはどんな有名人に会ってみたいですか?」というような質問がありました。

 

小学校高学年から大人までが混在するクラス。

最初に中学生に聞いてみると答えは「...特にいない」。しばらく考えてたのですが、本当に出てこない様子。「そうなんだ〜」と言って次にまた中学生に聞いても「いません」の答え。

 

大人の生徒さんが、質問の意味がわからないのかと思って英語で説明していましたが、それでも誰も出てきません。質問の意味はわかっているんです。

 

大人は「オバマさん」とか映画スターの名前を挙げ、小学生は「パイレーツ」って答えてくれたんですけどね。

 

やっぱり思春期だからかなぁ。それとも時代背景なのかな。反応の薄さは国籍を問わずだなって思わされました。

 

そのクラスのボリュームゾーンである中高生。勉強自体は飲み込みが早く、新出文型もすんなりマスターして、やる気がないとうわけではありません。質問もするし熱心なんですけどね。

 

夢がないというのかなんなのか。自分の将来が見えない世代だからこその難しさも理解できますが、ちょっとさびしい気もします。

 

ケララはまだ夢があります。

夢がなかったら人生はつまらない。

叶えることができるよう努力あるのみ。

そんなことを考えさせられたある日のレッスンでした。