こんにちは。ケララです。
日本語ゼロスタートのインド人ITエンジニア君たちの、レッスン最初の難関は
「ひらがなカタカナをマスターすること」です。
ひらがなカタカナ漢字と3種類もの文字を持つ日本語。非漢字圏の学習者には特に、これが高いハードルです。ケララも自分のタミル語学習において、タミル文字に苦戦しているので、彼らの気持ちもよーくわかります。
エンジニア君たちは、勤務時間のほんの一部を日本語レッスンに充てているのであって、日本語学校の学生のように毎日授業を受けるわけでも、十分な学習時間があるわけでもありません。ひらがなカタカナの練習プリントも渡していますが、ちゃんと取り組めているかもわかりません。
ですから、とりあえずはひらがなを初めの数回のレッスンで読めるようにするのがケララの役目。カタカナはどうしても後回しになってしまいますが、教科書では初めから容赦なく使われていますので、目にする回数の多いものから覚えていくようです。
ひらがなレッスンのためにケララがいちばんお世話になっている教材が、くもんの「ひらがなカード」です。あ行か行と行ごとに色分けされているところも便利ですし、絵もわかりやすい。
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価格:1,296円 |
Skypeではなく対面でのレッスンの時は、かるたのように使ったり、学習者に順番どおりに並べてもらったりと、さらに使えるこのカード。
ケララはほかに、くもんの「たべものカード」と「生活道具カード」にもお世話になっています。まだ手に入れていないのですが、「ぶんカード」も使えそうだなぁと思っています。幼児向け教材ですが、大人の学習者に嫌がられない程度に組み入れて使ってみたいと思っています。
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価格:972円 |
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価格:972円 |
エンジニア君たちはもともと優秀な頭脳を持っているからか、文字が読めるようになると、レッスンのスピードがすーっとあがります。2名から4名の単位でレッスンをすることが多いのですが、「打てば響く」タイプの子もいて、ケララの説明をしっかり理解し周りをひっぱってくれます。
この段階に達するまでの期間を、いかに楽しく、日本語に興味を持ってもらえるようにレッスンできるか。ケララの力が試されるところです。レッスンの時間が楽しい、待ち遠しいと思ってもらえればしめたもの。新しいレッスンを始めるときは、ケララもいつもドキドキです。以前のレッスンの反省を踏まえて、よりよいレッスンができるように真剣勝負。ケララも勉強あるのみです。
もうすぐまた新しいレッスンが始まる予定。
勉強の秋、頑張ります。